The International Institute of Touch Therapies
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クロアチア・ザグレブからエメットインストラクター達とショートトリップ

この日はロス先生やクロアチアやイギリスのエメットテクニック・シニアインストラクター達、そして クロアチアのインストラクター達と 一緒にザグレブ近郊のショートトリップに行ってきました!

本来はコース終了後の予定でしたが、私がコース修了翌日には帰国と伝えたところ、コース前日に予定を変更してくださり、思わぬところでインストラクター達との親睦を図れ、且つ周辺観光を堪能することができました!

朝9時にホテルのロビー集合し、チャーターバスで、まずは首都ザグレブから50kmのクラピナにあるネアンデルタール博物館に!

ネアンデルタール博物館は、プレゼンテーションが思いのほか充実していて、 宇宙、地球、人間の歴史や進化の過程を見ながら骨や化石も実際に触れて体験でき、現代人とネアンデルタール人の骨格の違いなど見ることができ大変興味深く、時間いっぱいまでしっかり楽しめました!

この博物館はちょっとした森の中にあったので、その後周辺を散策。

元々空気もとてもきれいで、更に良い季節だったこともあり、とても気持ちの良い散策でした! 野草も咲いていて優しい良い香りだな~と思っていたら、紫の花を指してこの花の香りだよと教えてもらいました。ちょっとシクラメンに似ているお花でしたが、実家にあるシクラメンはこんなに香りがする記憶があまりないので、もしかしたら違うお花かもしれませんが、ほんのりと優しい香りでした!

次に中世のお城トラコスカン城に!

馬車で上までの登り場内へ。中は中庭が見られる内廊下やシンデレラが住んでいそうな塔へ上がる階段、そしてこれまた地下にあるキッチンなど見どころ満載で、他の国では見たことのないような裏側まで見られることがとても新鮮で楽しめました!

エメットテクニックには馬や犬のためのクラス「エメット・フォー・ホース」「エメット・フォー・ドッグ」もあり、ロス先生やちょうど他のホースのインストラクターもいたので、馬車を降りた後、馬車を引いて体が温まっている馬の体を撫でながらちょっとだけ触らせてもらいました! 馬に触れたことはあったけれど意識して触れたことがないためちょっとドキドキしましたが馬はタッチの刺激に対して反応が早いと聞いていた意味が解りました! 

2018年にはロス先生に来日いただきエメット・フォー・ドッグのショートコースを行っていただき、犬は反応が早く驚かされましたが馬は初めてでした。エメットテクニックはもともとロス先生が動物に行っていたことからスタートしました。動物は敏感なため反応も分かりやすく、必要な圧や触れる長さが見えやすいと聞いていましたが、正にその通りでした。

初めに訪れた博物館も、このお城も実際に触れて確認できたりするものも多く情報もアップデートされていることが感じられたため、クロアチア人にこのような親しみやすい体験ができるのは普通なのかと聞いてみたら、自分たちが以前来たときは、見学者が立ち入れる場所が限定されていたが、今回の様にいろいろと裏側までは入れて自分たちにも新鮮だと言っていました。

あっという間に午後になり予約しておいたレストランに。バスで移動し、丘のはざまにポツンと典型的な昔ながら家を活かしたレストランでのランチとなりました! 茅葺の屋根やお花に囲まれた物語のようなお店で嬉しくて写真をたくさん撮っていたらみんなが、これは典型的な昔ながらの家屋でおばあちゃんの家に遊びに来たようだ! と言っていました(笑)

まずは席に座る前に食前酒にアルコール度数の高いショットを飲み、その後食事です。かなり強いショットだったので食後までずっと顔が赤かったです・・・。

初めに出てきたのは「そばの実とキノコのスープ」でとても優しい味。大皿できて取り分けていくのですが、そばの良い香りもしてみんなにつられておかわりまでしちゃいました。その後、サラダと共に鴨、鳥、豚などのグリルオーブンでポテトやパスタと一緒に煮たものを一緒に頂き美味しかったです!!サラダやパンにはカボチャの種のオイルがかかっていてクロアチアではオリーブオイルに並びとてもポピュラーだそうです。濃い深緑で「毎日スプーン1杯摂取していれば病気知らず」と言っていました! 食後はテラスに移動してコーヒーと共にさらに数種類の焼き菓子が・・・でも全く手を出せないくらいお腹いっぱいでしたが、みんなは別腹と言っておいしそうに食べていました。

ランチの後は移動して最後の目的地、精油の蒸留をしている小さな会社へ。ザグレブ市内や周辺に精油の蒸留所とかがあれば行きたいのでどこか知っていれば教えてほしいと、クロアチアのシニアインストラクターに事前に聞いていたら、なんとこの小旅行に組み込んでくれ、農場を持つと蒸留所を持つ小さな精油の会社を訪れることができました。

何ヘクタールもある土地や蒸留所、保管所など見学させていただきました。

海岸の岩ばかりのところや強い風が当たる砂地の丘などでも自生できるため、 ヘリクリサムはクロアチアの代表的な精油の一つだそうです。特に野生種は効能も強くクロアチアのヘリクリサムは定評があるそうです。香りをかいでみると温かみのある苦さと甘さ、そして少しスパイシーとウッディーで、心を芯からサポートしてくれるような 感じでした。肌には瘢痕形成作用やエイジングケアにも良いそうです。

そんなこんなでホテルにチャーターバスがたどり着いたのは、なんと20時。。。
ショートトリップのはずが1Dayトリップになっていましたが、インストラクターの皆さんとも一日を共にしいろいろとお話しでき、また、アロマのクラスでもご紹介したい構想も膨らみ実り多き小旅行でした!

クロアチアでは、まず理学療法士の中でエメットテクニックが広まっていったそうで、 現在クロアチアのインストラクター達は全員理学療法士だそうです。 皆さん最初はエムテック(ショートコース)からスタートし、その後プラクティショナーコースに進んでいったそうです。クロアチアのインストラクター達は協力し合いながら一緒に組んで講座を開講していることもあるそうです。

次回はクロアチアでのエメットテクニック・コースのブログに続きます。